妊娠した時の読み物

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妊娠中のマイナートラブル!妊娠中の下肢静脈瘤の原因と対処法!

妊娠するとママの体には様々な変化が起こり始め、つわりやむくみ、便秘などのマイナートラブルに悩まされるようになります。

そんなマイナートラブルの中に下肢静脈瘤というものがあるのですが、あまり聞きなれない症状ですよね。

そこで今回は、妊娠中の下肢静脈瘤の原因とその対処法についてご紹介します!

 

妊娠中の下肢静脈瘤の原因

下肢には深部静脈と表面にある浅在静脈とがあり、深部静脈には無数にある表在の静脈から血液が流れ込み、正常な状態では深部静脈に浅在静脈ともに逆流防止弁の働きにより、上方に向かって一方通行で流れています。

妊娠・出産あるいは立ち仕事などが原因で、静脈の還流が悪くなり下肢の静脈弁に負担がかかると弁の機能不全のために静脈瘤が発生します。

原因となりやすい静脈は、大伏在静脈と小伏在静脈ですが、幹に当たる伏在静脈の弁が壊れて逆流が始まるとその伏在静脈は太くなり蛇行します。

さらに逆流した血液が幹から枝の静脈へも逆流して流れ込むと、枝の静脈も太くなり蛇行して静脈瘤になります。

 

妊娠中の下肢静脈瘤の対処法

下肢静脈瘤の対処法としては、長時間の歩行や起立を避け、医療用の弾性ストッキングや弾性包帯が静脈瘤の進行防止・現状維持の目的で使用されます。

これらを用いることで、適度な圧力を与え下肢に余分な血液がたまることを予防し、下肢の深部にある静脈の流れを助けます。

 

注意すべき疾患

深部静脈血栓症に伴う静脈瘤

深部静脈血栓圧上昇によって発生する二次性の静脈瘤です。

深部静脈血栓は、肺血栓塞栓症を引き起こす可能性があり静脈瘤が臨床上疑われる場合は、血液凝固系検査により特にDダイマー増加・TAT増加およびCPR増加・白血球増加がみられたときで、血栓の形成と感染の補助診断となります。

 

血栓性静脈炎に伴う静脈瘤

血栓性静脈炎後の弁破壊に伴う二次性の静脈瘤です。

 

いかがでしたか?

妊娠中の下肢静脈瘤は、下肢静脈弁に負担がかかることで起こるんですね。

下肢静脈瘤の予防のためにも、日頃から長時間の起立を避けたり弾性ストッキングの着用などで、下肢に負担をかけないように心がけることが大切です。