妊娠した時の読み物

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不育症の治療!続発性不育症への対処法!

「不育症の治療!続発性不育症への対処法!」

妊娠を望んでいる女性の中には、体質などによって赤ちゃんが出来にくかったり、妊娠したとしてもお腹の中でうまく育たずに流産を繰り返してしまう不育症に悩む女性も少なくありません。
不育症の原因は様々で、原因が分からない場合も多くあきらめそうになることもあるのではないでしょうか?
そこで今回は、流産を繰り返してしまう続発性不育症への対処法をご紹介します!

■不育症とは?
不育症とは、厳密な定義をもつ医学用語ではなく流産・死産を繰り返すため生児が得られない病態を総括して指します。
不育症の原因はいくつも知られていますが、広く受け入れられているものは、両親の染色体均衡型転座保有、抗リン脂質抗体症候群、子宮奇形、甲状腺機能異常などがあります。
また、プロテインC/S欠乏やアンチトロビン欠乏症など様々な遺伝的血栓形成傾向の遺伝子変異が、長く流産の原因として疑われています。

■不育症に対する治療法
抗リン脂質抗体陽性、凝固因子異常による不妊症に対しては凝固療法という治療が行われるのですが、凝固療法には大きく分けてヘパリン/アスピリン併用療法と、アスピリン単独療法という2つの治療法があるのですが、抗リン脂質抗体陽性例においては特に原発性症例でヘパリン/アスピリン併用療法が非常に有効で、中でも34歳以下の症例において特に有効であることがわかりました。
そのため、30代半ば以下の抗リン脂質抗体陽性の患者さんには、1日2回の注射による治療を積極的に勧めるべきであると考えられています。
また、ある大学病院で原発性不育症と続発性不育症の原因、治療成績などの比較検討が行われ、病院分類項目は血液検査(抗リン脂質抗体、凝固因子、甲状腺、末梢血染色体)、経腟超音波検査や自己免疫関連などを測定し、原因不明の患者さんには同意を得て同種免疫異常の精査が行われたのですが、原発性、続発性間で年齢、流産回数、妊娠率、修正妊娠維持率に有意差はなかったと報告されています。

いかがでしたか?流産を繰り返してしまう不育症には、免疫異常や抗体異常など様々な原因が隠れているんです。
病因に応じて治療法も違い、その有効性も違うのでしっかりと自分の不育症の原因を特定し、適切な治療を受けるようにしましょう!