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妊娠した時の読み物

妊娠に関する様々な知識や使い方を「読みもの」として紹介していくサイトです。

妊娠中の薬物療法!妊娠中のクラミジア感染症の薬って大丈夫!?

「妊娠中の薬物療法!妊娠中のクラミジア感染症の薬って大丈夫!?」

妊娠すると、赤ちゃんのためにも様々な病気にかからないように注意しなければいけません。
特に、性行為などで感染しやすいクラミジア感染症は、知らず知らずのうちに感染してしまいます。
このクラミジア感染症、妊娠中に感染してしまうと子宮収縮が促され、流早産の原因にもなってしまうので、治療が大切なんです。
しかし、治療が必要とはいえ妊娠中の薬剤の使用に不安を抱くママさんも多いのではないでしょうか?
そこで今回は、妊娠中にクラミジア感染症に感染してしまった場合の薬物療法についてご紹介します!

クラミジア感染症とは?
性器クラミジア感染症は、性行為により感染し男性では尿道炎と精巣上体炎を、また女性では子宮頚管炎と骨盤内炎症性疾患を発症します。
また、妊娠中に感染した場合絨毛膜羊膜炎を誘発し、子宮収縮が促され流早産の原因になることがあります。
さらに、分娩時にクラミジア感染症があると、10%程度の新生児が産道感染し感染した新生児の25~50%が新生児結膜炎を発症し、10~20%が新生児肺炎を発症します。

■妊娠中のクラミジア感染症の治療
妊娠中にクラミジア感染症と診断されれば、治療が必要となりこのときパートナーの治療も併せて行います。
一般的には、マクロライド系抗菌薬、あるいはニューキノロン系抗菌薬のうち抗菌力のあるもの、あるいはテトラサイクリン系抗菌薬を投与します。
妊娠中の治療に関しては、赤ちゃんへの安全性の理由からマクロライド系抗菌薬が使用されます。

■妊娠中でも安全に使用できる薬剤

・エリスロマイシン
マクロライド系抗菌薬の代表的な薬であり、妊娠中の使用については先天異常の原因にはならないとする研究があり、安全に使用できると考えられています。

・アジスロマイシン
アズスロマイシンは、薬物胎児危険度分類でBに分類されており、安全に使用できると考えられています。
また、アジスロマイシン、エリスロマイシンの比較実験がありどちらもクラミジア治療に有効ですが、アジスロマイシンがより推奨されているという報告もあります。

クラリスロマイシン
クラリスロマイシンは、薬物胎児危険度分類ではCに分類されており、比較的安全に使用できると考えられています。

いかがでしたか?妊娠中のクラミジア感染症は、流早産などを引き起こしたり、分娩時では赤ちゃんに感染する可能性もあるので、万一感染した場合は、適切な治療が必要なんですね。
妊娠中の薬剤の使用は、催奇形性など様々なリスクが報告されていますが、クラミジア感染症に使用される薬剤は安全に使用できるものが多いので、まずはお医者さんに相談し、しっかりと説明を受けて安心して治療に取り組みましょう!