妊娠した時の読み物

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妊娠中の薬剤って大丈夫!?パートナー(男性)が薬を服用していた場合の赤ちゃんへの影響

「妊娠中の薬剤って大丈夫!?パートナー(男性)が薬を服用していた場合の赤ちゃんへの影響」

結婚して夫婦になると、次は新しい家族を迎えるために妊娠を考えますよね。
ですが、初めての妊娠は分からないことばかりで、妊娠中の食べ物だったり、生活面で気を付けなければいけないことだったりと小さな事でも、気になって心配してしまいます。
中でも、妊娠中や妊娠を希望している場合に控えなければいけないのが薬剤です。
妊娠中の薬剤の服用は、赤ちゃんの発育に影響を与える場合もあるので、妊娠前から薬剤を服用している場合は、お医者さんから減薬を勧められますよね。
では、ママの方ではなく、パートナーである旦那さんが薬を服用している場合も赤ちゃんに影響があるのでしょうか?
今回は、そんなパートナー(男性)が薬を服用している場合の赤ちゃんへの影響についてご紹介します!

■パートナ(男性)が服用した薬剤の影響
男性が服用した薬剤が、赤ちゃんに影響する原因として精子への直接的な影響(変異原性)と、精液を介した母体への薬剤の移行があります。

精子の影響
精子形成期間は、およそ74日とされており射精の直前にすでに精子となって蓄えられています。
そのため、精子に影響する可能性があるのは受精前3ヵ月以内に投与された薬剤となります。
また、通常射精される2~3億個の精子のうち、20%くらいはもともと形態的な異常のある精子が含まれており、受精できるのは数ある精子のうち1個であるため、正常で健常な精子である確率が高いと考えられています。
そのため薬剤によって、異常な精子が増えたとしても、薬剤の影響を受けた精子は受精能力を失うか、受精しても着床しないか、妊娠初期に流産する可能性が高くなります。

・精液を介した母体への薬剤以降
精液に分泌された薬剤は、女性の膣粘膜から吸収され体内に移行するのですが、女性に有意な量が吸収されるとことは理論的にないと考えられています。
しかし、一部の催奇形性と精液への移行の問題から、添付文章上に男性側で避妊の必要性が明記されている薬剤もあるので注意が必要です。

■男性側で注意が必要な代表的な薬
催奇形性やダウン症などの、先天異常時が出生する可能性のある薬剤として、痛風発作の緩和などに用いられるコルヒチン錠や、C型慢性肝炎の治療に用いられるレベトールカプセル、リウマチの治療に用いられるリウマトレックスカプセルなどがあります。これらの薬剤は、妊娠を希望する場合には薬剤の中止を検討するとともに、投与中止後十分な期間をあけてから、妊娠に臨まなければいけません。

いかがでしたか?パートナーの薬剤の使用が、直接的に赤ちゃんに影響することは基本的にないといわれていますが、薬剤によっては精液から移行し、赤ちゃんに影響を及ぼす可能性もあるので注意が必要ですね。
ですが、やはり赤ちゃんのことを考えると、妊娠を希望した時点で女性側も男性側も、薬剤の投与を中止して万全の体制で妊娠に臨むようにしましょう!
ただ、疾患によっては薬剤の中止が難しい場合もあるので、まずは妊娠を希望していることをお医者さんに伝え、薬剤の調整を相談することが大切です。