読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

妊娠した時の読み物

妊娠に関する様々な知識や使い方を「読みもの」として紹介していくサイトです。

子育てに活かせる漢方薬!皮膚の弱い子と漢方

「子育てに活かせる漢方薬!皮膚の弱い子と漢方」

子供の肌はとってもデリケート。特にまだ生まれて間もない赤ちゃんの肌は弱く、日常的な皮膚トラブルに頭を悩ませるママさんも多いのではないでしょうか?
生まれつき皮膚の弱い子もいれば、今では春には花粉や黄砂、夏には猛暑といった環境因子に子供のころからさらされます。
そんな皮膚の悩みを減らし、皮膚を丈夫にするためには漢方薬が効果的なんです!
今回は、そんな皮膚の弱い子の悩みを解決する漢方についてお話します!

■皮膚の弱い子と漢方
子供の皮膚は薄く弱く、皮膚の機能が未熟で刺激を受けやすいため、大人より“ひびわれ”や“あせも”などになりやすいです。
皮膚の機能は成長とともに発達していきますが、一方で生まれながらにして皮膚が弱い子供もいます。
代表的なものとして、アトピー性皮膚炎がありますが、他にも乾燥肌やかぶれやすい、汗がうまくでない、逆に汗が多すぎるなどといった皮膚を持つ子供も見られます。
そんな皮膚の弱い子供に効果的なのが漢方薬です。
漢方薬は、体の水をさばくことや“発表”といって病変を外部に発散させることを得意としており、五苓散で水のバランスを調整したり、黄耆で余分な汗を止め傷をよくしたり、消風散などでかゆみや炎症を抑えることができます。
また、かゆみやイライラを減らすために、親と子供両方の情緒を安定させる漢方薬を用いることもあります。

アトピー性皮膚炎、湿疹と漢方
子供のアトピー性皮膚炎の基本治療は適切なスキンケアや外用薬であり、漢方薬は選択肢の一つであって、絶対的なものではありません。
漢方では、慢性のアトピー性皮膚炎や湿疹は皮膚の病気であっても、根本的には胃腸をはじめとする五臓(漢方の内臓、肝、心、脾、肺、腎のこと)の病気であると考えられます。つまり生まれながらの皮膚の乾燥が強い子、また強いイライラや神経過敏が見られる子供、病歴が長く長期間ステロイド外用薬が減らせない子供などにも漢方治療が考えられるのです。
また、子供のアトピー性皮膚炎は年齢や体質によって湿疹の特徴が変わるため、用いる漢方薬も変わるのですが、比較的病態がシンプルなこの時期は、重症なアトピー性皮膚炎を除いて、スキンケアあるいは漢方薬の併用で改善してしまうこともあるそうです。

いかがでしたか?子供の皮膚はデリケートな反面、適切な対処とスキンケアによって速やかに治っていくことも多いです。
ですが慢性的な湿疹などで、治療に行き詰ったときなどは古来の知恵である漢方薬の力を借りてみるのも一つかもしれませんね。