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妊娠した時の読み物

妊娠に関する様々な知識や使い方を「読みもの」として紹介していくサイトです。

意外と知らない妊娠中の眼の変化

「意外と知らない妊娠中の眼の変化!」

妊娠中のホルモン変化が眼の角膜組織や、涙液量にも影響を及ぼすことをご存知でしょうか?
妊娠中の変化といえば、つわりやむくみ、肌が弱くなるなどのメジャーなものばかりで、意外と眼の変化までは知らないママさんの方が多いのではないでしょうか?
実はこの妊娠中の眼の生理的変化は、アレルギー性結膜炎の発症や増悪を引き起こすんです。
今回は、そんな意外と知らない妊娠中の眼の変化についてご紹介します!

妊娠に伴う眼の生理的変化

妊娠中には、ホルモンの変化によって角膜形状や眼圧に生理的変化を及ぼします。
特に角膜知覚の低下や、角膜厚の増加、角膜形状変化や近視化が見られ、同様の角膜組織の変化は生理中にも認められています。
これらは、エストロゲンをはじめとする性ホルモンが関係しているといわれています。また、妊娠中はエストロゲンのコラーゲン産生増加による眼球組織の進展性の増大が原因となり、眼圧の低下が起こるのです。

妊娠と眼疾患

妊娠に伴う眼の病的変化には、妊娠高血圧症による網膜動脈の狭細などの、妊娠を契機に新たに発症するものと、糖尿病網膜症などの妊娠以前より存在し、妊娠を契機に増悪するものがあります。
また、妊娠中は涙液量の変化によりアレルギー性結膜炎の増悪なども見られます。

妊娠中の点眼剤

妊娠中の点眼剤は、全身吸収されるので投与する際は赤ちゃんへの影響を考えなければいけません。
特に非イオン性・脂溶性薬物は赤ちゃんへ移行しやすく、妊娠12~14週の器官形成期は奇形も発生しやすい時期なので、点眼薬といえども投与は慎重に行わなければいけません。また、妊娠12週以降には薬剤による奇形は起こらなくなるのですが、胎児機能障害や胎児毒性を考慮する必要があります。

最後に

いかがでしたか?妊娠中にはホルモンバランスの変化によって、眼の組織にも変化を及ぼすんですね!

注意点

妊娠してから、なんだか眼の調子がおかしいなと感じているママさんもいらっしゃるのではないでしょうか?
点眼剤の使用は、妊娠中でも比較的安全な場合が多いのですが、薬剤による奇形などの心配が全くないとはいえません。
眼の調子がおかしいなと感じた場合は、きちんとお医者さんに相談するようにして、自己判断で市販の点眼剤を使わないようにしましょう!