妊娠した時の読み物

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妊娠中の便秘や痔の原因とその対処法

妊娠中に便秘や痔になってしまい、辛い思いをしたというママさんも多いのではないでしょうか?

実は私も妊娠中は頑固な便秘に悩まされていました。
ただでさえ大きなお腹で、お腹が張って苦しいのに便が出ないとさらに苦しくなって、食事をする気さえおこらなかったのを覚えています。
ではなぜ、妊娠中は便秘や痔になりやすいのでしょうか?
今回は、そんな妊娠中の便秘や痔の原因とその対処法についてご紹介します!

妊娠中の便秘の原因

妊娠中は、胎盤から分泌されるプロゲステロンによって腸管の蠕動が弱まり、内容物の通過時間が長くなります。それに加え水分やナトリウムの腸管の吸収が促進され便が固くなります。さらに妊娠後期から末期になると、増大した子宮や胎児が下部腸管を圧迫するため、便秘や硬便になりやすくなります。

妊娠中の痔の原因

肛門周囲の粘膜下には、血管が豊富で肛門を閉じる働きをするクッションのような部分があるのですが、子宮の増大に伴う静脈還流の障害や、排便時の過度のいきみ、硬便によってこのクッション内の静脈うっ血が増して、痔を形成します。
また、痔は便秘と同じく妊産褥婦によく見られる疾患で、産後2~18ヵ月でも約15%のママさんが痔になっているという報告もあります。

妊娠中の便秘や痔の対処法

・便秘

便秘の予防には、十分な水分や食物繊維の摂取や、適度な運動などの生活上の注意が必要です。また、必要に応じて緩下剤を補助的に使用することで便秘の解消につながります。
ただ、センナ類の緩下剤は大量投与によって子宮収縮を誘発し、流早産の危険性があるので過度の使用はしないようにしましょう!

・痔

痔の予防には、便秘を防ぐことが最も重要です。
また、すでに痔がある場合には肛門周囲の温浴や、局所の清潔保持を心がけましょう!ただ、肛門出血を伴う場合、悪性腫瘍が隠れている可能性もあるので、出血や痛み、発熱などの症状が現れた場合は、すぐにお医者さんに相談することが大切です。

最後に

いかがでしたか?妊娠中の便秘や痔は、妊娠に伴う子宮の増大やホルモンバランスの変化によって起こっていたんですね。ご紹介した生活習慣に気を付けて、なるべく便秘や痔を予防するようにしましょう!

以上「妊娠中の便秘や痔の原因とその対処法」