妊娠した時の読み物

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妊娠でアトピー性皮膚炎は悪化する?原因と対策は?

妊娠とアトピー性皮膚炎  

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妊娠すると健康なママさんでもホルモンの影響で肌が乾燥してかゆみがひどくなったり、湿疹が出ることがあります。アトピー性皮膚炎がある人は、はっきりとはしていませんが妊娠中悪化することがあると言われています。報告によれば、アトピー性皮膚炎を合併している妊婦の50%以上が妊娠中に皮膚炎が悪化し、25%は出産後に改善するといわれています。皮膚炎の症状の悪化はどの時期でも起こることがありますが、妊娠中期から後期により悪化する傾向があるとされています。

なぜ妊娠中にアトピー性皮膚炎は悪化するの?  

詳しい理由はまだよく分かっていませんが、妊娠中に女性ホルモンの分泌が亢進され、それがかゆみに影響している肥満細胞を活性化することや、妊娠中は代謝がよくなるため、妊娠前より汗をかきやすくなることがあります。また、ママさんの妊娠中のストレスによる影響だとも考えられていますストレスによって皮膚を掻いてしまう掻破行動が増え、それが皮膚炎を悪化させてしまうでのです。

妊娠中のアトピー性皮膚炎の治療  

アトピー性皮膚炎の治療の基本は、乾燥を防ぎ、皮膚のバリア障害を改善すること、痒みを抑えることです。そのためにスキンケアとお薬による治療を行いますので、その2つについてみていきましょう。

スキンケア  

アトピー性皮膚炎では皮膚の乾燥と皮膚バリアの機能障害が基盤にあるので、皮膚の保湿が必要不可欠です。保湿剤には様々な種類がありますが、主には水分蒸散を防ぐタイプにはワセリン、オリーブオイル、ツバキ油などがあります。水分保持作用のあるタイプには尿素軟膏などがあります。この他にも、妊娠しているママさん向けに赤ちゃんとも一緒に使える無添加の保湿クリームがたくさん販売されていますので、お母さんに合うものを使用してみましょう。  また、入浴やシャワーは汗やホコリをきれいに洗いながし、皮膚の清潔を保つだけでなく、角質の水分保持もしてくれるので毎日のお風呂タイムも重要なスキンケアになります。

お薬を用いた治療  

ステロイド外用剤

アトピー性皮膚炎の治療に最も多く使用されるのはステロイド外用剤です。皮膚から吸収され、血液中に入る量はほとんど気にする必要はありませんので、おなかの赤ちゃんに心配はありません。

赤ちゃんのことを気にしてお薬をやめてしまうと、さらに悪化してしまい、ママさんのストレスが大きくなり、さらに症状が悪化するという悪循環も招きかねません。

ヒスタミン内服薬はどうなの?

日常生活で気をつけること  

治療でもお話したとおり、妊娠中はとくに日頃から清潔を保ち、十分に保湿することをこれまで以上に心がけましょう。

 

以上「妊娠でアトピー性皮膚炎は悪化する?原因と対策は?」でした。