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妊娠した時の読み物

妊娠に関する様々な知識や使い方を「読みもの」として紹介していくサイトです。

心臓病でも妊娠できる?医師と相談しながら妊娠継続は可能です。

心疾患合併妊娠  

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妊娠すると、循環器系への負担が増します。循環血液量は妊娠8ヶ月頃がピークで、妊娠する前の1.5倍にもなります。それだけ妊娠すると心臓の仕事が増えるということです。健康な人であっても動悸や息切れが起こってしまうほどです。  心疾患のある妊婦さんは、妊娠全期間を通してその病気が悪化しないように、コントロールしていくことが大切になります。

治療は?  

心疾患合併妊娠に対して定まった治療法はありません。心疾患の種類や重症度によって治療法は異なっています。薬を用いた治療(利尿薬、降圧薬、抗不整脈薬、抗凝固薬)を中心に治療を行いますが、大動脈解離、細菌性心内膜炎、心筋梗塞などの病気が新たに発生した場合であったり、お薬を用いた治療が難しい頻脈性不整脈がある場合などは、外科手術やカテーテル治療などの侵襲的な治療が必要となる場合があります。

お薬の赤ちゃんへの影響は?  

薬によっては赤ちゃんの健康に影響を及ぼす可能性のあるものもあります。担当の医師とよく相談してお薬を選択しましょう。また、自分の判断でお薬をやめてしまうことは、重大な心疾患の悪化を招くことがあるので、必ず医師と相談して下さいね。

出産方法は?  

基本的に経膣分娩で出産しますが、その場合、陣痛やいきみによる心臓への負担軽減のため、吸引分娩が行われることもあります。ただし、陣痛が心臓に負担をかけすぎてママの体が危険と医師が判断した場合は、帝王切開になる場合もあります。

日常生活で気をつけることは?  

治療と同じように、心疾患の種類や重症度を把握することが大切です。軽度でリスクの低い心疾患であれば、日常生活は健康な妊婦さんと同じように過ごすことができます。中等度または、高度のリスクを持つ心疾患の場合は、ママによっては悪化することもあります。そのため、体重管理や塩分制限などの日常生活の制限や入院での観察が必要になる場合があります。  

最後に

日常生活では、これまでも無理をしないようにしてきたことと思いますが、よりいっそう慎重に行動し、安静の時間を設けて下さい。なるべくストレスをためないように、ご家族の方に協力してもらったり、息抜きの時間も大切にしましょう。不安なこともたくさんあると思いますが、困ったことがあれば医師や助産師に相談しながら、楽しい妊婦ライフを送りましょう。