妊娠した時の読み物

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意外と知らない、妊娠中の羊水過多や羊水過少!

「知っているようで意外と知らない、妊娠中の羊水過多や羊水過少!」

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妊娠するとママの体の中で作られる羊水は、実は赤ちゃんのおしっこがきちんと出ているかどうかを示しているってことをご存知でしょうか?
この羊水の量が多いか少ないかは、赤ちゃんの元気さと関係しているんです。
妊娠すると、子宮内では羊水が作られますよね。この羊水は、赤ちゃんを守り育てるために重要な役割を果たしているのですが、妊娠数週が進むにつれて、羊水はどんどん増えていき、500mlのペットボトルよりも多くなるんです!
今回は、羊水の量と赤ちゃんの元気さがどのように関係しているのかご紹介します!

羊水って?

赤ちゃんはお腹の中で、子宮内にある卵膜というものに包まれているのですが、この卵膜を満たしているのが羊水です。
羊水は赤ちゃんを外からの衝撃から守ったり、病気や感染から守るための重要な役割を果たしています。

羊水量の測定

超音波検査が普及するまでは、羊水量は、子宮底長の測定や触診所見、破水後の羊水流出量をもとに診断されていました。
ですが、胎児生理学の発展により羊水は赤ちゃんのおしっこであるということが分かり、羊水量と赤ちゃんの状態には関係があると考えられるようになったのです。そのため、羊水量の情報は周産期の管理においてとても重要なものとなりました。

羊水過多や羊水過少の原因となる疾患

羊水過多や羊水過少には、ママ側にも赤ちゃん側にも原因となる疾患が隠れています。羊水過多の場合、ママ側に考えられる疾患には糖尿病の場合が多く、赤ちゃん側には、染色体異常であるダウン症や、胎児腫瘍、胎盤異常などが原因となっている場合が多くみられます。
逆に羊水過少の場合は、前期破水などの羊水流出や、胎児の発育不全、予定日を過ぎても産まれてこないなどの、過期妊娠などが原因として考えられます。

治療法

羊水過多も羊水過少も原因となる病態の根治が難しい場合、基本的に経過観察をするしかありません。
また、羊水過多によりママ側の負担が大きいと入院が必要になる場合もあります。他にも羊水過少の場合は、診断と治療を兼ねて、人口羊水が注入されることがあります。これにより、超音波検査の精度が高まることも期待でき、人口羊水を注入した際に採取された羊水により、染色体検査なども行うことができるようになります。

最後に

いかがでしたか?羊水と赤ちゃんの状態は、実は関係があったんですね。
また、現在の超音波検査機器のほとんどは、羊水量が計測できるようになっているので、赤ちゃんが元気かどうかの判断ができて安心ですよね!
知っているようで意外と知らない羊水の知識。
これを機にしっかり学んで、赤ちゃんからのサインを見逃さないようにしましょう!

 

以上「知っているようで意外と知らない、妊娠中の羊水過多や羊水過少!」でした。